日光街道桜並木
江戸時代に五街道のひとつとして、日光参詣の折など、多くの人々に利用されてきた日光街道(国道119号)は、桜並木や杉並木が連なる美しい街道。昭和26年、日光街道の道沿い、当時の国本村(くにもとむら/現・宇都宮市)、富屋村(とみやむら/現・宇都宮市)、城山村(現・宇都宮市)、篠井村(しのいむら/現・宇都宮市、日光市)、大沢村(現・日光市)の「五ケ村道路愛護会」が募金で購入した1300本の苗木の交付を受け、住民のボランティアによって植栽された桜並木です。 宇都宮環状線の宮環上戸祭町交差点から北の日光市山口地区まで、延長16kmに渡って1500本にも及ぶヤマザクラの桜並木。
大塚古墳
大塚古墳は、径53.4メートル、高さ6.2メートルの2段築成の大型円墳である。1段目円墳の高さは3.4メートルで、この上に高さ2.8メートルの2段目円墳が乗っている。2段目円墳の頂上には径9メートルの平坦部があり、載頭円錐型の全国的にも珍しい美しい円墳として知られる。墳の周縁部には一部破損しているが北西側から東側にかけて幅約6.6メートル、深さ約1.3メートルほどの周溝が現存する。石室が盗掘され詳細は不明だが、玄室長5.17メートル、凝灰岩割石の平積み横穴式石室と推定されており、築造年代は古墳時代後期の6世紀後半と考えられている。1956年(昭和32年)栃木県指定史跡に指定されている。
宇都宮中央女子高校赤レンガ倉庫(旧第六十六歩兵連隊倉庫)
明治40年の宇都宮への第14師団設置に伴い,第66歩兵連隊の厨房関係施設として建設され,現在は倉庫に用いられている。切妻造・平屋建で,外壁がイギリス積み煉瓦造,小屋組は木造トラスである。宇都宮に残る軍事関連施設のうち,唯一の明治期の建物。