
「おてんのうさん」と呼ばれるお祭で、かつては7日間行われ、最終日の神輿揉みは「寺内のあばれ神輿」と呼ばれるほど勇壮活発でした。集落全体の若衆が総出で日光街道を南は柿塚(中戸祭)から北は野沢の境まで練り歩き、裕福な農家を回ってお祝い金を頂戴します。祝い金の出し方が少ないと神輿を突き上げ、軒先を壊してしまったということです。そうしてさんざん暴れまわった神輿は、水道山下の釜川で清めたのち140段の階段を駆け上り、神輿が壊れるまで何回も投げ下ろしたのでした。
現在ではそのような勇壮なお祭の面影もなく、毎年7月15日にお神輿を上戸祭公民館に引き出してお供えをし、直会(なおらい)をする行事になっています。